千葉県の近代産業遺跡
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旧成宗電気軌道第3トンネル
成田市大袋176地先
煉瓦造
建設年 明治43年
設計者
施工者
広報なりたの特集記事 を偶然見つけ、現存しているか半信半疑で行ったところ現存していました。入り口は通行禁止のバリケードがありますがトンネルまでの道は市道なので
入っても問題ありません。市街地にある2つのトンネル は有名ですが、この第3トンネルについての記事は前述の広報なりた以外にありません。
さて、このトンネルですが元々この道は市街地と宗吾を結ぶ旧道でしたが、明治43年に成宗電気軌道が築堤を築いて開通した時にトンネルが作られました。しかし軌道が廃止されると築堤上の軌道跡が道路に転用されました。
その後しばらく人道として使われていましたが平成に入ってから「公津の杜」の開発で南側が完全に破壊されました。北側は内部は埋められましたが坑門上部はほぼ完全な姿で残されています。