千葉県の近代産業遺跡
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JR総武本線上勝田第1アーチ橋
佐倉市上勝田地先
煉瓦造
建設年 明治30年
設計者
施工者
総武本線のこの区間は明治33年開通ですが、このアーチ橋は3年前に完成しています。線路は佐倉の水田地帯から北総台地に上がるため、
この区間を10パーミル(10/1000)の連続勾配で登っています。また、この付近は台地と谷津田が交錯しており、台地は切り通し、谷津田は築堤で
通過しています。
さて、このアーチ橋ですが、焼詰煉瓦による4枚巻で、イギリス積の軒蛇腹、切石を谷積にした翼壁の構造です。傍らには案内板がJRによって
建てられています。すぐ南側には同時期に作られた2号拱渠も残っています。
南側
北側
説明板
延長3.66mと書かれていますが、直径の誤りです。正確な延長は上端部で8.2mです。
2号拱渠