千葉県の近代産業遺跡
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総覧掲載No.14102
銚子市公正市民館(旧公正会館)
銚子市新生町3−458
建築年 大正15年4月12日
設計者
施工者
ヤマサ醤油の創業者である濱口家の10代目濱口儀兵衛は、大正14年4月17日に私財を投じて社会教育事業を
目的とする「財団法人公正会」を設立しました。私事を捨て大衆を基とし、最も公平に正しく運営していくために「公正」という
名称を用いました。その拠点となった公正会館は翌15年4月12日に開館しました。
銚子市は空襲で街の大半が焼け野原になったのですが、この建物は奇跡的に残りました。昭和20年7月20日の空襲では1,000人以上が
死傷し、この建物は臨時病院として使用されました。
昭和24年に市に寄付され、現在でも様々な催し物が開かれています。