千葉県の近代産業遺跡

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キッコーマン第二工場
総覧掲載No.14081
キッコーマン御用蔵野田工場
野田市野田110
木1
建築年 昭和14年
設計者 野田醤油営繕課
施工者 同上

この御用醤油醸造所(通称「御用蔵」)は、2011年(平成23年)に野田工場内に移築されたものです。 移築前の御用蔵は、宮内省(現宮内庁)にお納めするしょうゆの専用醸造所として、1939年(昭和14年)に江戸川沿い(千葉県野田市中野台)に建設されました。老朽化で大規模な補修工事が必要となり、70年の節目に移築工事を行いました。移築にあたり、しょうゆを仕込む木桶、屋根の小屋組み、屋根瓦、石垣、門などは移築前のものを使用し、原形に近い形で再現しています。 御用蔵では、現在も宮内庁にお納めするしょうゆを醸造しています。また、伝統的なしょうゆ醸造技術や1939年の御用蔵の建設当時の道具や装置を保存・展示しています。(キッコーマンのホームページより)