千葉県の近代産業遺跡
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番外編 茨城県石岡市
石岡は酒・醤油の醸造と製糸業で古くから栄えた町です。また、かつては繭市場があり、繭を始め
様々な物資が近郊から集まってかなりの繁栄を誇っていました。昭和4年3月14日の大火で市街
地の約三分の一が焼失し、この被災はその後の石岡に暗い影を落としていきました。下記の写真の
なかの看板建築の殆どは大火直後の昭和5〜6年に建てられたものです。
写真集「いしおか昭和の肖像」(絶版)は昭和初期の石岡地方を記録した写真集で、撮影した
今泉義文氏は当時新聞記者でしたが、石岡をはじめ近郊の写真を撮り、その枚数は5000枚に及び
ました。写真集はその中から精選した写真で構成されています。
篠塚本店は塔屋根がついた石岡のシンボルでしたが、近年解体されてしまいました。
篠塚本店(写真集「いしおか昭和の肖像」より)