千葉県の近代産業遺跡
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総覧掲載No.14066
千葉大学園芸学部講堂(解体)
松戸市松戸648
木2
建築年 大正3年
大正3年に建てられた講堂は老朽化のため昭和58年に解体されました。その後、同じ場所に旧講堂の雰囲気を再現した園芸学部
A号館が建てられ、研究棟として使われています。また、キャンパスの南側には、レンガの上からモルタルが巻かれていますが県立高等園芸学校時代に建てられた門柱が残っています。
園芸学部という名称は国公立大学の中では唯一で、他大学の農学部とは異なった特色のある教育・研究分野を持ち、国内・国際園芸界で常に
先進的役割を果たしています。
<略歴>
明治42年4月 千葉県立園芸専門学校として創立
大正 3年4月 千葉県立高等園芸学校と改称
昭和 4年6月 文部省に移管、千葉高等園芸学校と改称
昭和19年4月 千葉農業専門学校と改称
昭和25年5月 国立大学設置法により千葉大学園芸学部となる
現研究棟
旧講堂(撮影年月日不明)
旧講堂(新築時)
(右側の写真)千葉県立高等園芸学校卒業記念アルバム(昭和3年)より
千葉県立高等園芸学校卒業記念アルバム(昭和3年)より