千葉県の近代産業遺跡
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総覧掲載No.14022
千葉刑務所
千葉市若葉区貝塚町192
煉瓦造2
建築年 明治40年
設計者 山下啓次郎
施工者 旧司法省直営
明治33年以降，司法省は新しい制度に従い，各地に刑務所を建設することになり，
司法省技師であった山下啓次郎を中心に作業が進められました。
山下は帝国大学造家学科卒業後明治30年より司法省に奉職し，その施設の建築に重要な役割を果たしました。
千葉刑務所は彼が手掛けた施設の典型例です。建築は受刑者の使役により行われました。