千葉県の近代産業遺跡
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茂原市淹体壕群
茂原市小轡(こぐつわ)地区一帯
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建設年 昭和18〜20年
淹体壕は、飛行機を一時格納し、敵の攻撃から守る壕です。
茂原市に海軍の飛行場が建設が始まったのは昭和16年です。終戦まで完全な形では完成しませんでしたが、戦争末期になると
アメリカ軍は九十九里から上陸すると予想され、この飛行場は重要な拠点の一つになりました。淹体壕を含めた飛行場の建設は付近の
住民や中学生、それに女学生も勤労動員で駆り出されました。また、重労働のほとんどは朝鮮半島から連れてきた労働者が従事しました。
淹体壕は終戦時に全部で17基確認されましたが、現存するのは10基です。ほとんどは農機具倉庫や車庫として使われていますが、
茂原市は1995年にGの淹体壕の土地を借り上げ、風化する戦争の記憶をとどめ、平和への新たな願いを市民に訴えるために
説明板を設置しました。
ぶぜん子どもセンターのホームページより
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