千葉県の近代産業遺跡

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松戸市中央公園正門及詰所(旧陸軍工兵学校正門)
総覧掲載No.14069
松戸市中央公園正門及詰所
      (旧陸軍工兵学校正門)
松戸市岩瀬
RC
建築年
設計者
施工者

< つわものどもの夢の跡 >
陸軍工兵学校は大正8年11月に創設されました。工兵部隊の任務は、防御陣地の構築、敵陣地の破壊、 坑道の掘削、河川への架橋、舟艇での渡河、進撃路の開拓、敵交通網の破壊など極めて多岐にわたります。 これらの教育・研究と兵器・資材の開発・試験を行うのが工兵学校です。 渡河や架橋の演習を実施するのに便利な江戸川に近く、斜面を有する変化に富んだ地形などからこの地が選ばれたようです。 現在では工兵学校兵舎があった所には松戸中央公園、聖徳学園、市立第一中学校などが、 また作業場(校南作業場)だった所には検察庁、裁判所、市立相模台小学校などが建っています。(新京成電鉄50年史より)