千葉県の近代産業遺跡
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春日台配水場第一配水池
銚子市春日台2777
RC
建築年 昭和13年12月19日
設計者
施工者
銚子市は水の便が昔から長い間生活の水に苦しみ、環境衛生の上からも伝染病に悩まされていました。また、市街地も古く狭い面積に多くの家が立ち並び防火上からも消火栓の
設置が求められていました。昭和8年市制施行に伴い上水道が建設することになりましたが、昭和9年の千葉県衛生課によって実施された市街地の水質検査結果は水質が悪く、
その80％は飲料用としては不適合と判断されました。そこで、市では高台に配水場を設け地下水を利用することにしました。昭和13年3月26日に着工、同年12月19日に完成しました。
汲み上げた水を濾過する設備として春日台配水場の麓に本城浄水場が同時期に設置されました。この浄水場には稼働当時の濾過池と配水場に送ったポンプが残されています。
（千葉県の産業・交通遺跡より一部引用）
春日台配水場第一配水池
本城浄水場濾過池
本城浄水場送水ポンプ